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会社員からフリーランスになると何が変わるの?

会社員から独立してフリーランスになると、仕事を取り巻くあらゆる点が変わってきます。

1つ目は、健康保険が変わります。会社員の時には職場経由で社会保険へ加入し、保険料は給料から天引きされます。しかし独立してフリーランスになると、社会保険ではなく市町村区役所で国民健康保険に加入しなければいけません。会社員と同じ年収を稼いでも、負担額が変わるために保険料は高くなったと感じるケースも少なくありません。また、国民健康保険とは別に、国民年金にも加入する必要があるでしょう。そうした手続きは、独立したら全て自分自身で行うことになります。

2つ目は、収入が変わります。会社員の時には、正社員なら月給として毎月の給料が保障されており、仕事がなくてても給料は支払われます。しかしフリーランスとして独立すると、案件を受注しなければ収入にはつながりません。やる気があっても案件を受注できなければ無収入となる可能性も大いにあるのです。ただ、たくさんの仕事をしたり単価の高い仕事をしたりすると、会社員よりも収入を上げることも可能です。会社員の給料は個人の努力・成果より会社の業績に左右されることもあるため、ここがフリーランスと会社員の大きな違いと言えるでしょう。

3つ目は、働き方が大きく変わるという点です。会社員の時には、チームやグループとして一つの案件に携わることが多く、上司から指示を受けて自分が担当する仕事に取り組みます。しかしフリーランスの場合には、全ての作業を自分一人で担当することになり、良くも悪くもすべてが自分の責任となるのです。ただ、会社員は上から命令されれば嫌でもその仕事をしなければなりませんが、フリーランスは自分の携わる仕事を自分で決めることができます。どちらが良いかは人によるでしょう。